中京2000mで開催される荒れるハンデ重賞、昨年は3連単200万馬券が出ており取捨選択が難しい1戦になります。12月に開催されるようになった2017年よりトップハンデの馬は1頭も勝馬がいません。今年トップハンデを背負うのはハヤヤッコになるようです。また、近5年前走1着馬は1頭も馬券に絡んでおらず、前走5着以内の馬も(1-0-1-29)と馬券に絡んだ馬が2頭しかいません。前走着順は気にする必要はありません。
やっちゃんの見解
今年の中日新聞杯は18頭が出走を予定しています。
性別では牝馬が2頭馬券に絡んでいます。牝馬で馬券に絡んだ馬は重賞勝利経験がなく・斤量は53-54kg・父サンデーサイレンス血統という共通点があります。
今年出走予定の牝馬
- アイコンテーラー(重賞勝利経験なし 斤量52㎏ 父ドゥラメンテ)
- コトブキテティス(重賞勝利経験なし 斤量51㎏ 父ハービンジャー)
- ソフトフルート(重賞勝利経験なし 斤量53㎏ 父ディープインパクト)
ソフトフルートが3項目全て該当しており好走の可能性あり。
年齢別では6歳以上の馬は2頭しか馬券に絡んでいません。6歳以上で好走した馬は父ステイゴールド・斤量54㎏という共通点があります。
今年出走予定の6歳以上の馬
- カントル(父ディープインパクト・斤量54㎏)
- ギベオン(父ディープインパクト・斤量57㎏)
- ダンディズム(父マンハッタンカフェ・斤量54㎏)
- ハヤヤッコ(父キングカメハメハ・斤量57.5㎏)
前走所属厩舎別では関東所属馬が3頭しか馬券に絡んでいません。関東所属馬で馬券に絡んだ馬は同年重賞3着以内経験があります。
今年出走予定の関東所属馬
- コトブキテティス(同年重賞3着以内経験なし)
- トゥーフェイス(同年重賞出走なし)
- ハヤヤッコ(函館記念1着)
- バジオウ(同年重賞3着以内経験なし)
- フォワードアゲン(同年重賞3着以内経験なし)
キャリア別では21戦以上の馬が(1-2-0-32)3頭しか馬券に絡んでいません。馬券に絡んだ3頭は2018年ショウナンバッハ、2021年ショウナンバルディ・アフリカンゴールドの3頭です。前走同距離レース出走・関西所属騎手騎乗という共通点あり。
今年出走予定のキャリア21戦以上の馬
- ギベオン(前走距離2000m・西村淳也騎手騎乗予定)
- コトブキテティス(前走距離2500m・今村聖奈騎手騎乗予定)
- ソフトフルート(前走距離2000m・酒井学騎手騎乗予定)
- ダンディズム(前走距離2500m・富田暁騎手騎乗予定)
- ハヤヤッコ(前走距離2000m・浜中俊騎手騎乗予定)
- フォワードアゲン(前走距離2000m・江田照男騎手騎乗予定)
- プリマヴィスタ(前走距離2000m・坂井瑠星騎手騎乗予定)
前走5着以内で馬券に絡んだ馬は2頭。前走5着以内で馬券に絡んだ馬は重賞勝利経験なし・前走末脚1位という共通点があります。
今年出走予定の前走5着以内の馬
- アイコンテーラー(重賞勝利経験なし・前走末脚4位以下)
- カントル(重賞勝利経験なし・前走末脚4位以下)
- ソフトフルート(重賞勝利経験なし・前走末脚1位)
- トゥーフェイス(重賞勝利経験なし・前走末脚4位以下)
- フォワードアゲン(重賞勝利経験なし・前走末脚3位)
- プログノーシス(重賞勝利経験なし・前走末脚1位)
- マテンロウレオ(重賞勝利経験あり・前走末脚3位)
前走間隔別で、中4週以内で出走した馬は3頭しか馬券に絡んでいません。中4週以内で出走して馬券に絡んだ馬は前走2000m以上のレースに出走しています。
今年出走予定で中4週以内で出走した馬
- アイコンテーラー(前走距離2000m)
- アルジャンナ(前走距離1600m)
- カントル(前走距離2500m)
- キラーアビリティ(前走距離2500m)
- コトブキテティス(前走距離2500m)
- ソフトフルート(前走距離2000m)
- ダンディズム(前走距離2500m)
- フォワードアゲン(前走距離2000m)
- マテンロウレオ(前走距離2000m)
重賞勝利経験がある馬は(0-2-1-19)と勝馬がおらず、馬券に絡んだ馬は3頭。重賞勝利経験があり馬券に絡んだ馬は、同年の重賞勝利経験・前走2000m重賞出走・斤量55㎏以上という共通点があります。
- アスクワイルドモア(同年重賞勝利経験あり・前走菊花賞・斤量55㎏)
- キラーアビリティ(同年重賞勝利経験なし・前走アルゼンチン共和国杯・斤量56㎏)
- ギベオン(同年重賞勝利経験なし・前走函館記念・斤量57㎏)
- ハヤヤッコ(同年重賞勝利経験あり・前走札幌記念・斤量57.5㎏)
- マテンロウレオ(同年重賞勝利経験あり・前走アンドロメダS・斤量56㎏)
- ワンダフルタウン(同年重賞勝利経験なし・前走カシオペアS・斤量57㎏)
やっちゃんの注目馬

データからの推奨馬はこちらをご覧ください。
15番 ソフトフルート
前走アンドロメダSの3着馬。後方からの差し・追込み馬のため展開に左右されますが、最後はしっかり末脚を使って堅実に走っています。今年出走する牝馬の中で唯一好走条件を満たしており、斤量53㎏と軽ハンデで出走できます。中京競馬場成績は(3-0-0-3)とピンかパー。OPクラス以上では勝てていませんが、今年に入って金鯱賞を除けば着差0.5秒差と大きく崩れていないので好走に期待。
12番 バジオウ
前走オクトーバーSの8着馬。近2走は上位人気に推されるも馬券圏外に凡走しています。しかし、着差は全走で1.0秒未満と惜しい競馬が続いています。同年の重賞3着経験がないことは不安材料ですが、斤量54㎏の軽ハンデの今回なら好走に期待です。
やっちゃんの本命馬

◎ 10番 イクスプロ―ジョン
前走新潟記念の12着馬。過去5年4歳馬は(3-2-3-18)勝馬が3頭、複勝率30.8%。前走は2桁着順に敗北していますが、中日新聞杯は前走2桁着順からの巻き返しが多いレースです。重賞勝利経験がない馬が5勝しており重賞初勝利に期待して本命馬に。
〇 12番 バジオウ
前走オクトーバーSの8着馬。前走1番人気に推されるも外差しが伸びる中道中は控えて内差しをするも伸びきらず0.6秒差の8着。今回騎乗予定の和田竜二騎手は過去5年で(0-2-1-0)と複勝率100%と相性の良いレースなので好走に期待です。
▲ 15番 ソフトフルート
前走アンドロメダSの3着馬。後方待機の差し追込み馬。最後は3位以内の末脚を使ってくれます。今回も斤量53㎏で出走できるのは好材料。牝馬で好走する条件に唯一該当し、今回の人気なら狙ってみたい1頭なので3番手評価に。
△ 6番 プログノーシス
△ 17番 プリマヴィスタ
△ 14番 トゥーフェイス
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