クラシックの登竜門の2歳重賞。昨年よりGⅡに昇格され、一層出走メンバーレベルが高く要注目な2歳重賞です。近3年勝馬は全てGⅠ馬になっており今後の活躍にも期待です。メンバーレベルが高いなか、1番人気は(5-1-1-3)とかなり優秀な成績を残しています。1枠の馬は(5-0-3-3)5勝、複勝率72.7%と驚異な成績をたたき出しているので1枠の馬は要注目です。
やっちゃんの見解
今年の東京スポーツ杯2歳Sは11頭が出走を予定しています。
キャリア別では4戦以上の馬は(0-0-1-23)と1頭しか馬券に絡んでいません。キャリア4戦で馬券に絡んだ馬は2017年のシャルルマーニュ1頭。シャルルマーニュは複勝率100%・東京芝1800mのレースでハナ差の2着に好走経験があります。
今年出走予定のキャリア4戦以上の馬はシルバースペード・ジョウショーホープの2頭。2頭とも上記条件に非該当です。
前走人気別では4番人気以下の馬が(1-0-3-48)と4頭しか馬券に絡んでいません。4番人気以下で馬券に絡んだ馬は、2015年マイネルラフレシア、2017年シャルルマーニュ、2018年ニシノデイジー、2020年ジュンブルースカイの4頭。上記4頭は前走2着以内・前走OPクラスかつ距離1800mのレース出走・前走4角3番手以内という共通点があります。
今年出走予定で前走4番人気以下の馬は、ガストリック・シルトホルン・シルバースペード・ジョウショーホープの4頭。
ガストリックは前走新馬戦1着ですが、前走で遅れて4角最後方の13番手。3項目中1項目該当。
シルトホルンは前走未勝利戦1着かつ、4角2番手で追走しています。3項目中2項目該当。
シルバースペードは前走未勝利戦1着かつ、前走4角3番手で追走しています。3項目中2項目該当
ジョウショーホープは前走札幌2歳S4着、4角11番手で追走しています。3項目中1項目該当。
4頭とも好走条件全てに該当した馬はいません。
前走着順では4着以下の馬は1頭も馬券に絡んでいません。今年出走予定で前走4着以下の馬は、ジョウショーホープ・タイセイクラージュの2頭。
前走距離別では今回と同じ1800mのレースに出走した馬が9勝しています。今年出走予定で前走1800mのレースに出走した馬は、ガストリック・シルトホルン・ジョウショーホープ・タイセイクラージュ・ダノンザタイガー・テンカノギジン・フェイトの7頭。
前走距離延長組は6頭馬券に絡んでいます。6頭中4頭がディープインパクト産駒であり、6頭とも前走2着以内・前走末脚1位・複勝率100%の共通点があります。
今年出走予定の距離延長組は、シルバースペード・ドゥラエレーデの2頭。2頭とも前走1着ですが複勝率・前走末脚は非該当です。
やっちゃんの注目馬

データからの推奨馬はこちらをご覧ください。
6番 ダノンザタイガー
前走2歳未勝利戦の1着馬。新馬戦では出遅れて後方からのレースになり、直線で差し切れそうでしたが前を走っている馬がよれて一度失速するも再度伸びて1位の末脚をマークしています。未勝利戦では危なげなく快勝しており、現時点での能力はかなり高いです。過去10年30頭中14頭がノーザンファーム生産馬です。ダノンザタイガーも今年出走予定のノーザンファーム生産馬の1頭なので好走に期待です。
やっちゃんの本命馬

◎ 5番 フェイト
2歳新馬戦の1着馬。前走は最後の直線をほぼ馬なりで先頭に並びかけ、福永騎手が1叩きするとそのまま一気に加速し2着馬に0.9秒差をつける完勝。1戦目であり直線で少しよれる場面も見られましたが上がり最速をマークしており素質の高さが見られました。2歳の新馬戦は生まれる月が早い方が完成度が高くなります。フェイトは1月生まれ。1月生まれは(1-1-1-1)複勝率75%あり、今回のハイレベルな戦いでは成長度が大きなカギになると思い本命に。
〇 9番 テンカノギジン
2歳新馬戦の1着馬。前走は1000m64.8秒とかなりスローペースのレースとは言え、上がり最速の33.3秒をマークし最後の直線は並ばれながらもしっかりと勝ち切っています。完成度は高くない状態でも後方から脚をためて勝ち切ったことを評価したいと思います。フェイト・ダノンザタイガー同様ノーザンファーム生産馬の1頭であり、上がり勝負になるなら魅力的な末脚があるので対抗評価に。
▲ 6番 ダノンザタイガー
前走2歳未勝利戦の1着馬。新馬戦では2着でしたが最速の末脚で1着馬と0.1秒差。2戦目の未勝利戦ではは危なげなく完勝と強い競馬をしています。2走共スピードの出やすいレースでしたが33秒台の末脚をマークしており最後にしっかりと脚を使えている点を評価し3番手評価に。
△ 1番 ロッククリーク
△ 8番 ハーツコンチェルト
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