今週の天皇賞(秋)の予想をしていきたいと思います。
天皇賞(秋)は東京競馬場芝2000mで行われる1戦。スタート地点は1コーナーの奥に設けられたポケットから直線126.2mと短い距離で2コーナーのカーブに到達するため、外枠が不利なレースになっています。過去10年で8枠が0勝、馬番では13-18番(0-1-3-37)と勝馬がいません。今年も13番以降の馬は減点評価が必要かもしれません。
それでは予想をしていきましょう。
やっちゃんの見解
今年の天皇賞(秋)は15頭が出走を予定しています。
枠順別では8枠に入った馬は(0-0-2-23)と連対率0%。今年最も不利な枠に入ったのは、ユーバーレーベン・カデナの2頭。8枠から馬券に絡んだ馬は、2015年イスラボニータ、2016年ステファノスの2頭。上記2頭は1年前の同レースで3着以内・前走毎日王冠出走・前走と同じ騎手が騎乗という共通点があります。今年8枠に入った2頭は条件を満たしません。
枠順別では4枠に入った馬が、4勝、1-3枠、5-7枠が1勝ずつとなっています。今年最多勝の4枠に入った馬は、ジオグリフ・イクイノックスの3歳馬2頭になります。
キャリア別では、31戦以上の馬は(0-0-0-19)と1頭も馬券に絡んでいません。今年出走予定でキャリア31戦以上の馬はカラテ・カデナの2頭。
前走人気別では1番人気の馬が(7-4-2-18)7勝、複勝率41.9%あります。今年出走予定で前走1番人気の馬は、ダノンベルーガの1頭。
前走末脚別では、1-3位の馬が(8-6-4-52)8勝。今年出走予定で前走1-3位の末脚を使った馬は、マリアエレーナ・カラテ・ダノンベルーガ・イクイノックス・ノースブリッジ・ユーバーレーベンの6頭。
やっちゃんの注目馬

データからの推奨馬はこちらをご覧ください。
5番 ダノンベルーガ
前走日本ダービーの4着馬。皐月賞4着、日本ダービー4着とクラシック2戦を安定して好走しています。前走の日本ダービーでは伸びにくい内を3位の末脚で4着と強い競馬をしましたが、外から伸びてきた2頭と先週菊花賞をレコード勝利したアスクビクターモアに先着を許しました。東京競馬場での成績は(2-0-0-1)で得意な舞台です。
7番 イクイノックス
前走日本ダービーの2着馬。皐月賞・日本ダービーともに大外枠の18番に入ってしまい距離ロスがあった中でも2走共2着と好走しています。今回は過去10年で最多4勝している4枠7番と絶好の枠にも入りました。現在4走して(2-2-0-0)と連対率100%、東京競馬場で3走しており最も得意とする舞台での1戦となります。
やっちゃんの本命馬

◎ 6番 ジオグリフ
前走日本ダービーの7着馬。皐月賞ではマークしていたイクイノックスを最後に差し切り見事皐月賞馬になりました。過去10年東京競馬場で開催される重賞3着以内経験がある馬が10勝しており、根幹距離での重賞勝利経験がある馬が9勝しています。今年有力馬が多い3歳馬の中で上記条件を該当するのはこの馬だけです。東京競馬場での戦績は(1-1-0-1)コース適正も問題なし。GⅠ2勝目をとってくれることを期待してジオグリフを本命に。
〇 7番 イクイノックス
前走日本ダービーの2着馬。現在GⅠ2連対中でどちらもあと1歩が届かない悔しいレースをしています。4走して(2-2-0-0)と連対率100%という安定感があります。東京競馬場では3走走って3走共1位の末脚で好走しています。過去10年天皇賞秋の勝馬は1-3位の末脚を使っており決め手が必要な1戦。得意な東京競馬場で初めてのGⅠ獲得にも期待して対抗に。
▲ 5番 ダノンベルーガ
前走日本ダービーの4着馬。皐月賞・日本ダービーともに4着と堅実に好走を続けています。日本ダービーでは1番人気に推されるも、最後伸びにくい内を走って3位の末脚で4着と力があることを証明しました。東京競馬場での成績は(2-0-0-1)と得意な舞台でGⅠ初獲得に期待して3番手評価に。
△ 4番 ポタジェ
△ 9番 ジャックドール
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