京都競馬場改修のため今年も中京競馬場1200mで開催されます。中京競馬場1200mはバックストレッチからスタートし3コーナーまで300mあり、3-4コーナーはスパイラルカーブで下り坂になっています。最後の直線412.5mには高低差2mの急坂があり、コーナーの器用さとスタミナ両方を問われるコース形態になっています。
やっちゃんの見解
今年は15頭が出走予定です。
京都競馬場を含む過去10年間前走5着以内の馬が(9-7-6-57)と9勝をあげています。6着以下で勝利した馬は2018年のファインニードル1頭。ファインニードルは前走GⅠに出走していました。6着以下の勝馬は前走GⅠ出走組のみになります。
前走5着以内の馬
- ウインマーベル(前走スプリンターズS 2着)
- キルロード(前走京阪杯 2着)
- グルーヴィット(前走タンザナイトS 2着)
- トウシンマカオ(前走京阪杯 1着)
- ナムラクレア(前走スプリンターズS 5着)
- ファストフォース(前走タンザナイトS 4着)
- マッドクール(前走知立S 1着)
- マリアズハート(前走京阪杯 4着)
今年出走予定の前走6着以下の馬は前走GⅠ出走馬がいませんので勝馬は上記8頭から選んでいきたいと思います。
中京競馬場で開催された2年とも関西所属馬が勝利しており、京都競馬場で開催された8年間を含め関西所属馬が過去10年勝利しています。関東所属馬は過去10年1勝もしておらず、馬券に絡んだ馬は6回で、6回中セイウンコウセイ・ナランフレグが2回、シャインガーネット・セイコーライコウが1回ずつと実際には4頭しか馬券に絡んでいません。上記4頭が馬券に絡んだ6回中5回は前走OPクラスを3着以内。2018年セイウンコウセイが前走京阪杯7着から馬券に絡んでいますが、セイウンコウセイは前年も同レース2着の好走歴があります。関東所属馬は前走3着以内or前年までに同レースでの実績がある馬が好走します。
今年出走予定の関東馬
- ウインマーベル(前走スプリンターズS 2着)
- カイザーメランジェ(前走カーバンクルS 12着、前年同レース13着)
- キルロード(前走京阪杯 2着)
- シャインガーネット(前走ラピスラズリS 2着、前年同レース2着)
- ショウナンバニラ(前走淀短距離S 9着)
- トウシンマカオ(前走京阪杯 1着)
- マリアズハート(前走京阪杯 4着)
- レイハリア(前走ターコイズS 16着)
関東所属馬で好走に期待を持てる馬は、ウインマーベル・キルロード・シャインガーネット・トウシンマカオの4頭です。残りの4頭は条件的に厳しいと思うので消したいと思います。
中京競馬場で開催された2年勝馬は中京競馬場での勝利経験がない馬でした。今年出走予定で中京競馬場の勝利経験がない馬はエイティーンガール・テイエムスパーダ・トウシンマカオ・ナムラクレア・ファストフォース・カイザーメランジェ・マリアズハートの7頭ですが、カイザーメランジェ・マリアズハートの2頭は上記で消しており、エイティーンガール・テイエムスパーダの2頭は前走GⅢの京阪杯で6着以下に敗れており勝馬の条件には該当しません。勝馬の条件に該当したのはトウシンマカオ・ナムラクレア・ファストフォースの3頭になります。
やっちゃんの注目馬

データからの推奨馬はこちらをご覧ください。
15番 トウシンマカオ
前走京阪杯の1着馬。関東所属馬は過去10年勝ち馬がいません。さらに遡ると2010年にアルティマトゥーレが関東所属馬で勝利してます。アルティマトゥーレはトウシンマカオ同様前走京阪杯1番人気に推されていました。前走は2着のキルロードより2㎏斤量が軽いとはいえ、上がり33.0秒の末脚で差し切り1着でした。2走続けて上がり1位の末脚で差し切り勝ちをしています。中京競馬場で開催された2年、1位の末脚を使った馬は(1-0-1-0)と2頭とも馬券に絡んでおり最後に脚が使えるこの馬に適性があると思います。前走からいきなり3.5㎏斤量増を克服できるかが鍵になると思いますが、好走に期待です。
9番 ファストフォース
前走タンザナイトSの4着馬。前走は内枠を活かした3頭が馬券内を独占する中1頭だけ外を回して最後の直線では後方勢から上がり2位の33.9秒の末脚を使い4着と掲示板は確保しました。2021年7月のCBC賞以来勝利から遠ざかっていますが、昨年の高松宮記念は0.3秒差の9着、セントウルSはメイケイエールに次ぐ2着と中京競馬場で相手が強くても大崩れしていないので好走に期待です。
やっちゃんの本命馬

◎ 2番 ナムラクレア
〇 15番 トウシンマカオ
▲ 9番 ファストフォース
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