根岸Sは東京ダート1400mで開催されます。東京競馬場ダート1400mはバックストレッチ入り口付近のダートスタートになります。ゴール前の直線が501.6mあり差し・追い込み馬が優勢な1戦で過去10年逃げ馬は1頭も馬券に絡んでいません。根岸SはフェブラリーSの前哨戦になり、昨年の勝馬テイエムサウスダンはフェブラリーS2着に好走しており、過去10年で根岸Sの勝馬は5頭が馬券に絡んでいるほど先のGⅠでも注目が必要になる1戦です。
やっちゃんの見解
今年は16頭が出走を予定しています。
過去10年間根岸Sの勝馬は末脚3位以内の馬が10勝しており、当レースでは長く末脚が使えることが1つの注目ポイントになります。今年出走予定で前走末脚3位以内の馬は、ギルデッドミラー・セキフウ・タガノビューティー・デンコウリジエール・バトルクライ・レモンポップの6頭になります。今回の本命馬は上記6頭の中から選んでいきたいと思います。
過去10年前走が同年のレースに出走していた馬は1頭しか馬券に絡んでおらず、唯一馬券に絡んだスマートアヴァロンは前走2位の末脚が使えており、同レースでも1位の末脚を使っており上がりが使える馬でした。スマートアヴァロンの成績を確認すると近3走とも3位以内の末脚を使っており、東京ダート1400mで2着に好走経験がありました。
今年出走予定の馬で前走が同年のレースに出走している馬
- ケンシンコウ(近3走上がり3位以内1回・東京ダート1400m出走経験なし)
- セキフウ(近3走上がり3位以内1回(内1回海外出走で不明)・東京ダート1400m出走経験なし)
- バトルクライ(近3走上がり3位以内2回・東京ダート1400m出走経験なし)
上記3頭とも近3走全て上がり3位以内の馬はおらず、上記3頭とも東京ダート1400mは初出走。セキフウ・バトルクライはローテ面・コース経験面を考慮して消してかかろうと思います。
過去10年勝馬の前走は中央・重賞レースに出走した馬が9頭、OPクラスに出走した馬が1頭になります。OPクラスに出走した馬は前走、前年のレースで上がり1位の末脚をマークしています。重賞レースに出走した馬は前走GⅠレースを除いて前走4着以内の馬になります。
前走重賞レースに出走した馬
- アドマイヤルプス(前走武蔵野S 7着)
- エアアルマス(前走カペラS 13着)
- オーロラテソーロ(前走兵庫ゴールドT 4着)
- カジノフォンテン(前走東京大賞典 10着)
- ギルデッドミラー(前走武蔵野S 1着)
- ジャスパープリンス(前走カペラS 6着)
- タガノビューティー(前走チャンピオンズC 10着)
- テイエムサウスダン(前走JBCスプリント 7着)
- ヘリオス(前走JBCスプリント 3着)
- ホウオウアマゾン(前走マイルチャンピオンS 15着)
- レモンポップ(前走武蔵野S 2着)
重賞レース組で条件に該当する馬は8頭。条件に該当しないアドマイヤルプス・エアアルマス・ジャスパープリンスの3頭は厳しいと思います。
前走OPクラス以下に出走した馬
- ケンシンコウ(前走ポルックスS 末脚4位以下)
- セキフウ(前走すばるS 末脚1位)
- デンコウリジュール(前走ギャラクシーS 末脚2位)
- バトルクライ(前走すばるS 末脚2位)
- ベルダーイメル(前走ベテルギウスS 末脚4位以下)
- レディバグ(前走ペルセウスS 末脚4位以下)
前走OPクラス組で末脚1位だった馬はセキフウ1頭。デンコウリジュールとバトルクライの2頭は末脚2位のため取捨選択に悩みますが、セキフウ・バトルクライは上記理由で消しておりOP組からはデンコウリジュール1頭が好走の可能性あり。
過去10年間、所属別では関西所属馬が9勝、馬券に絡んだ30頭中29頭が該当します。関東所属馬で馬券に絡んだ馬は前走勝馬or重賞レースで着差1.0秒差以内の馬になります。
今年出走予定の関東所属馬
- アドマイヤルプス(前走武蔵野S 前走着差0.8秒)
- オーロラテソーロ(前走兵庫ゴールドT 前走着差0.4秒)
- ケンシンコウ(前走ポルックスS 前走着差1.4秒)
- テイエムサウスダン(前走JBCスプリント 前走着差1.0秒)
- バトルクライ(前走すばるS 前走勝馬)
- レモンポップ(前走武蔵野S 前走着差ハナ差)
ケンシンコウは着差1.4秒差のため好走条件に該当しないので消し。残り5頭中アドマイヤルプス・バトルクライは上記で消し、オーロラテソーロは前走逃げており好走時は逃げ・先行が多く今回の根岸Sには脚質的に厳しいと思われるので消し。関東所属馬で好走の可能性がある馬はテイエムサウスダン・レモンポップの2頭。
やっちゃんの注目馬

データからの推奨馬はこちらをご覧ください。
6番 ギルデッドミラー
前走武蔵野Sの1着馬。前走は中段7番手で追走し最後の直線で上がり34.8秒の末脚で逃げ・先行馬のバスラットレオン・レモンポップを差し切りダート転身3走目で重賞勝利しました。データからの推奨馬には牝馬のため推奨されませんでしたが、ダート転身して3走とも上がり3位以内の末脚で(2-1-0-0)連対率100%。根岸Sは上がり3位以内の馬が10勝しており、終いに確実に伸びてくる末脚に期待が持てます。前走から1ハロン短縮に対応が出来るかが勝負の鍵になると思いますが、ダート初戦は新潟で1200mを経験しており距離は問題ないと思いますので好走に期待です。
やっちゃんの本命馬

◎ 10番 タガノビューティー
◯ 6番 ギルデッドミラー
▲ 3番 ホウオウアマゾン
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